研究紹介

研究概要

防災構造物のレジリエンスに関する研究

研究概要

近年,より精度の高い落石の危険度表評価や,要求される安全度に応じた落石対策が要求されるようになってきました.しかし,落石問題に関する研究は,落石対策に関心が持たれ始めて歴史が浅いこと,加えて落石運動は予測が難しいことから研究が遅れているのが現状です.

本研究では,落石災害のリスク評価や防災構造物の耐衝撃設計法の提案に向けて載荷実験や数値解析を行っています.

近年の研究テーマ

  • 落石防護柵の性能評価に関する研究
  • 機械式鉄筋定着によるせん断補強の性能評価に関する研究
  • H形鋼を用いた床版橋および門形ラーメン橋の構造性能に関する研究
  • 敷砂緩衝材を有するはりの曲げ変形簡易推定法に関する研究


ロックシェッドの被災事例
(輪島市曽々木地内を通る国道249号)


GLENWOOD (Colorado)
ハイウェイの橋梁上への落石


落石規模と発生確率の関係
(リスクレベル図)


落石リスクの定義


鉄筋コンクリート (RC) はりの重錘落下実験


鉄筋コンクリート (RC) はりの数値解析モデル

サステイナブルな橋梁の維持管理に関する研究

研究概要

北陸地方では,飛来塩分,冬期の凍結防止剤散布による塩害劣化が多数発生しています.また,多くの構造物がアルカリシリカ反応(ASR)により劣化しています.

本研究では,塩害やASRにより劣化した橋梁の耐荷力性能を様々な方法により評価することで橋梁の維持管理に貢献することを目指しています.

近年の研究テーマ

  • 流電陽極材による腐食緩和とチタンワイヤセンサーによる腐食モニタリングに関する研究
  • 影響線を用いた道路橋床版の劣化度評価に関する研究
  • 統計的手法による橋梁モニタリングデータのノイズ除去と異常検知
  • 長期モニタリングに基づいたASR劣化を生じた橋梁の健全度評価


常時の走行荷重はこの程度
ASR劣化により耐力性能が3割程度減少する

既設床版の新しい劣化度評価技術の開発

研究概要

高度経済成長期に建設された構造物の老朽化が社会的な問題となっています.特に道路橋の床版は,様々な複合劣化に耐力低下が著しく陥没が生じることも少なくありません.

本研究では,既設床版の新しい劣化度評価技術の開発を目的に,衝撃加振による新しい非破壊検法やドローンと AI を駆使した調査法の確立に向けた検討を行っています.

近年の研究テーマ

  • 衝撃荷重を用いたコンクリート床版の劣化度診断に関する研究
  • 自走式衝撃加振装置による劣化した橋梁床版の評価法に関する研究

SIVE (Self-propelled Impact Vibration Equipment:自走式衝撃加振装置) を
用いた既設コンクリート床版の劣化度診断 

本研究は,競輪の補助を受けて推進しています.

主要設備

  • 大型載荷装置(ハードラボ3)

  • 大型載荷装置(屋外)

  • 重錘落下装置
  • 万能試験機
  • 各種計測機器(データロガー,荷重計,変位計,高速度カメラなど)
  • パソコン,ワークステーション
  • 構造解析プログラム(DYNA, DIANA, Engineers Studio, WCOMD など)


PAGE TOP